Shibuya.Trac 第10回勉強会に行ってきた

これが年開けてからの初日記ですね!
あけましておめでとうございます!今年もよろしく!


2月に入ってあけましてもねえだろうとか、6ヶ月近く日記を放置していた事はスルーして。
Trac使ってるエンジニアの端くれとしてShibuya.Trac 第10回の勉強会に行ってきました。
内容・感想を簡単に箇条書き。誤り等のご指摘歓迎。

入場〜開始まで
  • 諸事情で早く着きすぎたので1FのProntで時間潰し
    • 相変わらずいい値段
  • 時間になったので集合場所に移動。誰もいなくて不安な気持ちに
  • すぐにスタッフの方が来られて会場まで誘導
  • 席位置は自由。プロジェクタが2面あったので両方見やすそうな席を取る
  • 司会(riskさん)からデブサミの関係で少々遅れる事が通知。その後周りの方とのご歓談タイム
  • 社会人らしく全員名刺交換。名刺入れすら持たずにそのまま交換する俺の微妙社会人ぶり
  • riskさんからShibuya.Tracの簡単なプレゼン。デブサミで使った物らしい
    • 「渋谷でやらない」
    • Tracの話をしない」えー。
  • 神速さん紹介
    • マスコットキャラらしい
  • デブサミ組順次到着。発表者の都合でOかもとさんから開始
「とある券売機の改善記録」- Oかもと さん
  • TracLightning開発者
  • 自分はゲーオタじゃないネタ
    • なぜオタネタを大量に連想して一人テンションが上がる
    • そもそもTDiary使ってる人に普通の人なんて
  • 新規プロジェクト名「Kanon
    • 突っ込み待ちとしか思えない俺は心が汚れている
    • 検索衝突問題が浮上しそうと要らぬ心配
  • デモOSとしてDebian GNU/kFreeBSD
    • 「マイナーだから問題が起きたらOSのせいに出来る」
      • 突っ込む余地すら無し
  • Scrum用にストーリー・タスクという分け方でチケット管理が可能
  • バックログやバーンダウン等の機能も完備
  • ウォーターフォール用に「KanonNaiagara」も用意
    • これはいいネーミング
  • これらの管理用に、MS ProjectのようなLook&Feelの「KanonProject」も用意
    • 「スーツを説得するためのツール」
    • ガントチャート操作の見た目と、GUI・実タスク間の連携による説得力は凄い。これは本当に上司に対する導入への説得が楽になるんじゃないか
    • ガントチャート操作との連携は、職場で強く要求されていたものの一つであるため非常に興味あり
  • インストールも容易に
    • マルチOS対応
    • TracLightningは非Windows環境には非対応だったため、Debian使用者としてはとても嬉しい
  • 協力者募集
    • 有償サポートも検討中
      • 「金のやりとり前提の方が本気になる」というのはその通りだと思う
    • いわゆる「フリーウェアに対するユーザの質問題」に悩まされてるような空気を感じた
      • ユーザの過剰サポート要求とか、オープンソースでもよくある「お客さん意識」問題は切実みたい
      • 自分もそうなりかねない面はある。自戒
  • 券売機はどこにいったのか
「ぼくとRedmineとBacklogsプラグイン。ときどきアジャイル。」- こくぼ さん
  • 先日生まれた赤ちゃんがバックのスライド
    • 赤ちゃんかわいー
    • でも明度が低くて文字が…
      • 白抜き文字とかの方がよかったかも
  • Backlogsプラグインを使ったRedmineでの開発
  • タスクボード
    • Scrumとあまり縁のない俺がもっとも興味を持った機能
    • 残存タスク(チケット)のステータス視認性を上げる事で、いわゆる「放置チケット」への対策となるのは目から鱗
      • 実際、タスクボードだとかなり各ユーザの入力率が上がるみたい
    • マイルストーン毎に切ればウォーターフォールにも使えそう
    • 縦軸をユーザ、横軸をチケットステータスにすればマネージャ垂涎のアイテムになるんじゃないか
    • かんばん方式」への応用も出来そう
    • Tracに移植希望と言ったら「言い出しっぺの法則」で返されそう。でも欲しい…
  • Scrumなのでストーリー・タスクとしての管理機能を実装
  • 必要な機能は改造して実装
  • 予実管理など、あまりScrum的ではない部分も実装している
    • 「形にこだわりすぎず、柔軟に対応する」という姿勢は重要
  • ScrumのNG五箇条とTips五箇条
    • 「ツールを振り回しても振り回されるな」
    • 油断すると手段と目的が入れ替わりがちなのはよくある
LT 「TracユーザからみたMantis」- ゆかわ さん
  • Mantisの紹介と使用感
  • PHPベース
  • プログラム開発のバグ管理に特化している
    • ステータスが豊富
    • まさにBTSという感じ
  • 普通に使用するには入力情報が多すぎるかも
  • 「小さいプロジェクトではチケットステータスはそれ程の種類を使わない」
LT 「Enterprise Redmine」 - ふじはら さん
  • 社内でのRedmine導入事例
  • 大規模になると途端に管理問題が浮上してくる話とその対策
  • 色々身につまされる話
    • 管理コスト削減を前提とした設計は大規模システム運用には絶対必須になる
  • おまけとして「結婚式をタスクとして切り出したらチケット140枚」に笑った
    • 確かにプロジェクトかも
    • 「結婚式のためのタスク管理システム」は意外と商売のネタになるんじゃないか
LT 「モテBTS 〜 Backlog 〜」 - ikikko さん
  • Web開発においてデザイナーもBTSに巻き込もうという話
  • UIの改良やチャット機能等でPC慣れしていないユーザへの対策
    • エンジニアとスーツの知識共有問題としても活用できそう
  • 「デザイナーは美人が多い」→「デザイナーを巻き込めばモテに!」
    • そもそも男性率98%の職場では以下略
LT 「チケット管理システムの戦いはまだ始まったばかり」 - 大澤 さん
  • タスク管理ツール大決戦
  • 気付いた点を決戦Wikiに書いて欲しいとのこと
    • 「これが足りない、あれが欲しい」という内容ならいくらでも書けそう
    • 「自分の使うツールはプラスが見えやすい」との事だが、隣の芝生が青く見える事も多いような
      • Redmineの多プロジェクトのユーザ管理を一元化出来る事がTracユーザから見ると超うらやましい とか
飛び入りLT 川口 さん
  • チケットシステムにおける優先度と終了の重要性について


あっという間の3時間でした。
次回も是非参加したいところ。