油断してたらBrokenThunderが完全にBrokenな件

とらのあなに告知が。

既に告知しておりました『BROKEN THUNDER 限定版・通常版』に対応したアップデート用強化パッチのリリースにつきましては中止の運びとなりました。アップデート用強化パッチをお待ち頂きましたお客様各位におかれましては大変申し訳ございませんが、何卒ご理解ご容赦いただけますようお願い申し上げます。

つきましては、弊社にて『BROKEN THUNDER 限定版・通常版』の返品につき受付致します。返品をご希望のお客様におかれましては、下記にてご案内致しますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

小売側がここまでケツ持ちするとは思わなかった。
ちなみに本家サイトは更新無し。


プログラマのはしくれとして各スタッフのコメントを見ると、非常に面白い。

  1. 開発リソースが揃う前にプロジェクト開始。
  2. プロデューサが企画について大風呂敷を敷く。しかもそれを各地で公言。
  3. 顧客の期待度が異常に高まる。
  4. リソースを考慮せずに企画が完成。
  5. 関連資料を次々にリリース。しかしゲーム本体の開発には未着手。
  6. 顧客の期待度更に上昇。
  7. この時点でまだ開発リソースが揃ってない。
  8. 開発者が揃った時点で開発期間残り4ヶ月。デスマ確定。
  9. プログラム・デザイン等を外注に丸投げ。
  10. 丸投げなのにもかかわらず、外注同士の打ち合わせは存在せず。
  11. 作業の工程管理という概念がプロデューサに存在しない。
  12. 開発情報をリリース。情報の端々から見えるクオリティが顧客の不安を煽りはじめる。
  13. 資金繰りの問題をそのまま製品コストに上乗せ。
  14. 製品リリース。
  15. 祭り。

必要な素材や全体の作業量を上が全く把握しなかった(というより把握する気が無かった)のが致命傷だったように見える。
プロデューサに業務感覚がなかったのかも。
失敗知識案件がまたひとつ!