Togetterまとめの戦略感の無さがすごい

もはや50%以上は晒し上げ目的で使われてるんじゃないか(それはお前の観測範囲だけだろ問題の例)と思えるぐらいのTogetterですが、なんか揉め事視点的に何にも考えてない感のあるまとめがやたら多い気がします。


自ID率表示グリモンからこっち、「Togetterで楽しい揉め事ライフを!」ってぐらい揉め事に事欠かないんですが、Togetterでの揉め事系の傾向として「まず晒し上げること」が目的になっていて、「その晒し上げの結果がどうなるか」を全然考慮していない(する気がない)揉め事が大半な感じ。
Togetterでまとめる行為自体が強い指向性を持つアクションなんだから、バランス感覚として出来るだけ中立視点に倒すフリだけでもすりゃいいんじゃないかと思うんですが、もうタイトルからして「こいつが悪い!こいつが馬鹿!」と大声で叫んでるまとめばっかり。
そもそも、自ID率が揉め事に大きく関わっているのは、


自IDを多く含む=内容に偏りがあっても気にせず、自己顕示欲が強い=揉め事キャラ


という流れなんで、そんな人のまとめに戦略性が無くても不思議は無いと言えば無いんですが。
晒し上げ(相手への嫌がらせ)だけが目的ならそれでも問題ないんですが、「味方を増やしたい」「論戦に勝ちたい」「色々な人に問題を知られたい」的な方向性を求めるのであれば、「こいつ周りが全然見えないタイプだな」と思われるのはとても大きなマイナスであって、タイトルに皮肉や罵倒を入れたり、投稿者コメントで相手がいかに酷いかを主張したりするのは単なる失策にしか見えません。
それだけ色々やっといて「なんでみんな俺に味方しないんだ!」みたいな言い方する人も多くて、そらそうだろうと夏の日差しの中クーラーの効いた部屋で黄昏れながら思うわけです。


もう少し人狼的というか、「周囲への説得力を前提としたアクション」の上手い揉め事が多くてもいいと思うんだけどなあ。
両手グルグルパンチじゃ喧嘩にもピクルにも勝てませんよ。