在特会を在特会反対派が全力で盛り上げてる

なんで一番損な手を打つんだろ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010012400217
最初この記事を見たときは「在特会も遂にサクラを運用する所まで来たかー」と思ったのに。
蓋を開けたら本当に反対派だったってオチでとてもトホホ。
いや、今でも「反対派に紛れた在特会スパイ」がやらかした可能性は残ってるかもしれませんが。陰謀論


なんか最近は反対派の人達はわざと在特会を盛り上げようとしてるんじゃないかと思えてきました。
それ位打つ手打つ手が裏目


在特会なんてそこらのおっさんに聞いても知ってる人なんて殆どいない。
そんな奴等が騒いでも「アレな集団がアレな主張をしてる」ぐらいの印象で、むしろマイナスイメージしかつかない。はずだった。
そんな相手を批判するのによりにもよって暴力・逮捕でニュース沙汰。
しかも「高校生」「白昼」「逮捕」に「催涙スプレー」が二ハンで満貫コース。
批判したかった在特会は「被害者」として報じられ、批判デモ組にはもれなくマイナスレッテルが貼られかねない状況に。
この後の対応で裏ドラのったらハネますよ。


ここから一番マシな落としどころは「暴力については謝罪する。しかし彼らの主張はやはり間違ってる」ぐらいの所で、暴力ふるった人を下手に擁護するのは泥沼になりそう。
「先にかかってきたのは向こう」という台詞は自分達のレベルを相手と同じであると認めることになるし、ましてや「正当防衛」という主張は負け戦まっしぐらな予感。
でも、今の状況見てると内輪で盛り上がって周りを見ずに突っ走りそうな空気が強くて怖い。


なんというか、「悪い奴は悪い」という意識が先に進み過ぎてて、「相手に対抗するにはどうするのが一番効率的なのか」という戦略的視点が持ててない感じ。
そもそもの目的である「在特会の主張が滅茶苦茶であることを多くの人に伝える」という点においてマイナスな行動ばっかりなんだよなあ。
主張自体は多くの人に受け入れられそうな内容なんだから、わざわざ相手に利する罠に片っ端からはまる必要は無いと思うんだけど。


このニュースを見たとき在特会のメンツはみんな満面の笑顔だったんだろうなあ…