解放デモ関連がカオスの極み

デモ側とJSF氏側、双方へのバランスが取れたまとめが無いのでリンクしづらい。
もうステージは空中戦・パワーゲームへと移行してる感じだなあ。


今回はJSF氏の戦略ミスがやたら目立つ。

1 記事タイトルが無駄に刺激的だったせいで多くの耳目を集めてしまった

コミケ襲撃犯は第一日目の段階で既に現行犯で確保、事態は既に解決済み : 週刊オブイェクト
このタイトルだと、「特定サークルへの嫌がらせ計画」ではなく、「コミケ全体への襲撃計画」と読めてしまう。
実際、リンクを辿るとそういう見方をしてるサイトが結構あった。
これが原因で、多くのニュースサイトがこの記事をリンク。加速度的に人を集めてしまった。

2 記事に無関係なネタ・煽りを盛り込みすぎ

共謀罪あたりのネタは左な人への皮肉のつもりだったんだろうけど、これは完全な裏目
極左とつるむような奴等 VS それをつつくヲチ軍団」という対決図式を、わざわざ自分達で「右翼左翼の内ゲバ論争」にまで落としてしまった。
しかもサイトのノリで、リアル対応の話を変に膨らましてしまったため、後々に禍根を残す事に。
(膨らませたネタを各所から突っ込まれてるし)

3 他サイトでのコメント欄でやたら煽る

id:inumashのコメ欄とか。
例の記事のせいでこれだけ人が増えた現状では、ああいう煽りはマイナスにしかならない。
「もう終わった話だから蒸し返すな」と取られかねない内容も大きな減点ポイント。
ネットでは、情報を隠蔽する側はどうしたって不信感を持たれる。
わざわざ不利な立ち位置に立つ必要はなかった。

4 元の揉め事(解放デモ関連)が外から見てわかりにくすぎ

JSF氏側の最大の失点(というか不幸と言うか)がコレ。
経過を追ってない人間が、途中から解放デモ関連のログみても何が何やらわからないと思う。
固有名詞が多すぎ。各個人と団体の関係なんて図にしないと理解不能なレベル。
中身が理解できなければ、ギャラリーは現状の言動やコメントを評価する。
ところが、JSF氏側は、解放デモヲチからの流れで「我に正義あり」という態度を維持し続けてしまった。
おかげで、今回のネタから追い始めた人からは「痛い右翼が妄想警察ネタで記事を作ってる」と見られかねない状況に。
見てるのがヲチ連中だけなら、多少の煽りも問題にならなかったんだろうが。


「リアルに話を持ち込むなタコ」とか書いておいて、リアル対応の話なんてしなければ十分効果は得られたのに。
もう流れは変わってるんだから、素直に撤退戦に移行すべきだと思う。
戦線を広げすぎれば、その先に待つのは敗北だけ。


追記:
をよんでも、やっぱりJSF氏側は「解放デモ側はアレな人の集団」というのは周知の事実だと思い込んでる節があるなぁ。全然周知されてないから!
あと、JSF氏の警察ネタへの突っ込みと、解放デモへの擁護は全然別問題。
警察ネタやら厳戒態勢やらに突っ込み入れてる人の殆どは解放デモなんて気にも止めてないよ。
そこを勘違いしてる人が多すぎる。