たまには組み込み系プログラマの事も思い出してください

長文日記
404 Blog Not Found:マシン語読みの言語知らず
皆裕福だなぁと思う俺組み込み屋。
環境のメインメモリが256bytesしかなくて、スタックを指折り数えながら関数を設計する人間も世の中にはいるんですよー。


RTOSなんて入らないような組み込みをメインでやってると、低レイヤから高レイヤまで知らないと話にならない事って結構ある。
各種LSI専用コンパイラの信用性の無さを知ってる人とか、nsecオーダーのタイミング問題とかで嵌った人とかは低レイヤをどうしても意識しちゃうんじゃないかなあ。
そのスタンスでLLのような言語に触れて、その「不確かさ」に不安を覚える人もいると思う。
まあLLにプロセッサの知識が必ず必要とは俺も思わないけど、自分の知らない領域を覗くことで見えてくる世界もあるんじゃないかなと。


というか、↓が全くネタではないプログラマも世の中いるんです!
オシロスコープを知らない子供たち - 針の上でprocessは幾つ踊れるか?
例えばですね、

  • 袋開けた瞬間にクシャミ一発でF品1005チップレジスタをあらかた吹き飛ばした
  • LecroyオシロのUIがあまりに直感性とかけ離れていて右往左往する
  • ロジアナつなげるのめんどくせええええええ!.4mmピッチに16本もジャンパ飛ばせねえよ!
  • 半田溶けねえよ鉛フリーで環境破壊なんて防げねえだろRhos死ね
  • ICEつなげようとしたらTP無しなのに…すごく…BGAです…

みたいな事をやって初めてプログラマな世界もある訳ですよ!
たまには隣の庭を眺めてみるのもいいもんですよ。多分。


さあ、明日からまた恒温槽に手を突っ込んで「アチッ!」とやる仕事が始まるお…