風呂でPC動画を閲覧する環境を構築したら快適過ぎて困る

「『風呂に入ったと思ったら二時間経過していた』
な…何を言っているのか(ry」
ポルナレフも思わず口にせざるを得ないレベル。

目的

風呂でPC内の動画を見たい。
でもエンコードその他時間を食う作業は回避したい。

手段

PCにDLNAサーバを構築し、PS3のリモートプレイ機能を使うことで無線LAN経由でPSPから閲覧。

必要なもの

手順

まずWindowsPC上にDLNAサーバを構築する。
WindowsMediaPlayer11でも構築可能だが、DivX再生不可という大きなハンデがある。
そこでTVersityを使う。
これはPS3で再生できないフォーマットはリアルタイムエンコードして転送してくれる。
PS3で再生可能なDivX等はパススルーで転送できる。まさにいたれりつくせり。
だたし、リアルタイムエンコードの都合上、PC上のCPUはソコソコのものを要求されるため注意。


TVersity公式サイトからダウンロード、インストール。
途中でCODECインストーラが起動するが、これもそのままインストールする。


インストール後、スタートアップからTVersity Media Center→TVersity Media CenterでTVersity起動。
画面が少々わかりづらいが、左の+マークから「Add Folder」でサーバに登録するフォルダを選択できる。
フォルダ登録ダイアログが表示されたら、Browseで共用するフォルダを選択。
Title/Tagはそれっぽいのを適当に入れてください。「Movie」とか。


登録がおわったら、SettingsタブからMediaLibrary→MediaLibraryMenusドロップダウンをチェック。
Defaultだと階層がやたら深くなるのと、フォルダ階層関係無く一括リストにしてしまうため、File Systemにしたほうがいいかも。
ただし、FileSystemにした場合、例えば別のドライブにある同名のフォルダを同時に登録すると、一括リスト化されてしまったりするため注意。適当に名前を変えておくこと。
設定を変更した場合は右下のSaveボタンをクリックするのを忘れずに。
後はSettingsタブ→GeneralのMediaPlaybackDeviceをPS3にしてSaveボタンをクリック→MediaSharingServiceのStart Sharingボタンをクリックでサーバが起動します。


次にPS3上からメディアサーバ検索を行う。
TVersityサーバが見つかったら、適当にファイルを選択して再生確認しておく。


ここまできたらPSPPS3をリモートプレイで接続。手順はgoogle様で。
リモートプレイできたらジップロックPSPを放り込んでお風呂へGo!

利点

何よりもファイルエンコードする手間が一切省けること。
同じ内容のファイルの別フォーマット版を2つも3つも作って無駄にHDDの空きスペースを減らす必要もない。
再生しているのはあくまでPS3なので、高ビットレートだろうが何だろうが全くもたつかずファイル再生が出来るのも強み。
(無線環境によっては少々音飛びしたりはあるかも。自分の環境だと至極快適ですが)
動画に飽きたらはてブを優しい目で眺めるもよし、YouTubePS3越しに見るもよし、ガンクロ起動してメタスの強さに酔いしれるもよし。
音声ファイルをサーバに登録してBGMというのもアリです。
仕事マニアなら企画書JPEGに落としてサーバ登録→閲覧しとけ。回転拡大もタイムラグなしでできるからPSPに保存しておくより快適。

欠点

PC→PS3PSPと起動するのは多少面倒かも。
あとは風呂内でのPSPの取り回し。立てかけるところが無いと結構見るのに苦労する。
持ってみてりゃいいんだろうけど体洗ったりするのにも面倒だし。
そういう点ではこの吸盤つきケースはいいかも。

まとめ

風呂動画というのがこんなに楽しいものだとは思わなかった。
飲み物用意しないと時間を忘れて脱水で死にかねない位。マジおすすめ。
発展としてPS3Linux入れてVNC経由で風呂PCとか。リモートプレイできないからダメか。
PCに地上波デジタルチューナー繋いでTV閲覧とか出来ないかなあ。