WILLCOMとクソ携帯データ変換ソフトは地獄の業火に焼かれるべき

携帯電話としてWZERO3[es]を使っていたが、PSPだのipod Touchだの携帯ガジェットを買いまくったため、それらと機能の被るesが邪魔に感じられるようになってきた。
そこで軽くて薄いと評判のHoneyBeeに機種変更しようとWillcomショップでご注文。
翌日早朝に本体が届いた。早い。


ここまでは良かった。
が、esからHoneyBeeへのアドレス帳の移行が出来ない。
アドレス帳データ変換ソフトは付属しているが、なんとWZERO3系列に対応していないという素敵仕様。
…他社携帯ならともかく、自社の、それも現行製品に対応してないソフトを添付するってどうなのか。
しかも、こちらの元機種は把握している訳だから、当然こうなることは予測できるはず。にもかかわらず、この件に関する注意書きやメールでの通告等は一切なし。
WILLCOMショップでデータ変換受け付けます」ぐらいアナウンスしとけ。


この時点でかなりカチンと来ているが、この携帯ソフトの仕様も素晴らしかった。
まず、(次善の策として想定していた)csvファイルのインポートが出来ない。
出来るのはOutlook/OutlookExpressとvCard形式のデータ変換らしい。
仕様といわれるとへこむのが技術者。しょうがないので、まずアドレス帳CSVコンバータを使ってesの連絡帳をCSVファイルに落とし、そのCSVファイルからOutlookExpressへインポート。
その後携帯データ変換ソフトでOutlookExpressからインポートするというめんどくさい手順を踏む事に。


ところが、今度は電話番号以外のデータがインポートされない。
名前も、インポートウィザードでは表示されているにも関わらず、全くアドレス帳に反映されない。
なにより、メールソフトのアドレス帳からメールアドレスが取り込みできないという、この上ない技術レベルを感じさせる仕様に思わず尿が漏れた。アホか。


怒りのあまり夕飯のナススパを戻しそうになったが、そこはぐっとこらえて代替手段を探す。
WILLCOMには昔からの携帯データ管理ソフトであるH"問屋というソフトがあり、これはCSVファイルのインポートが出来るらしい。
これでようやく一安心。


…かと思ったらインポートするフィールド位置は固定らしく、個々のCSVフィールドとデータの対応性を設定できない仕様。
なんでこんな基礎機能部分でOutlook以下なのかと。
半泣きになりながらトライアンドエラーで想定されたフィールドを突き止める。
左端の列フィールドを1とすると、列3が名前、列5が電話番号、列11がメールアドレスである事を調べ上げ、CSVファイルを作成しなおして携帯へ書き込みを試みる。


そしたら今度は携帯へデータが書けない。
どうもパスワードやらCOM設定やらの周りで最近の機種だとこけるっぽい。
もう涙を血涙に変えながら方法を模索する。とりあえず低速シリアル通信でめんどくさいACK-NACK応答やら認証やらなんてしてないだろうと想像し、とりあえず付属してきたデータ変換ソフトを使ってPC→携帯間の接続を確立、そのままH"問屋を立ち上げ設定を無理矢理同じポートに合わせてデータ流し込み。
ようやく書き込めた。


…ら今度はHoneyBeeが検索名の音読みタブ(よくある「あかさたな」の電話帳タブ)でデータを分類しねえ!
名前のかなデータが入ってないと分類しないのかよ!そんなの漢字データから類推して分類しろよ!
涙も枯れ果てた状態でかなデータを強制セット。ちなみに「かな」のCSVのフィールド列は4番目。


ようやく使えるレベルのアドレスデータの入った新携帯を入手しました。
21時から作業を始めてここまで約3時間半。
俺の腕ならDungeon Crawlで泥エルフ30人位は固い。(死体の数が)


ユーザへのおもいやりあふれるかいしゃだなあとおもいました!
明日にでも倒産するといいよ!