目の前で交通事故

まったり自転車で帰宅途中、交差点にさしかかったとき右前方からガッシャーンという大音響。
見るとバイクがすっこけて人らしいものが倒れてる。
あわてて駆け寄ってあれやこれや対応したけど、思い返してみるとダメな部分多すぎた。

  • 駆け寄ってみるとうつぶせでけいれん+呻き声。腕や足が棒みたいになってる。とりあえず仰向けに。

→首周りの固定を注意したけど、もっと確実に確保すべきだった。

  • あちこち血だらけだけどケガの箇所がわからず。意識はあるようなので氏名年齢血液型を確認。

→自分とケガ人(と周りの人)を落ち着かせる一歩だが、これはメモなりなんなり残しておくべきだった。救急隊員に伝えるとき少々まごつく。

  • とりあえず呼吸脈拍は問題なさげ。痛みの箇所等を聞き服を緩める。頭が痛いと言っていたので動かすのを躊躇。

→倒れてるところが十字路の真中。これは安全確保のためにも動かすべきだったかも。交通整理を始めた通りがかりのおじさんから後光が見えた。

  • 多少落ち着いたようなのでちらばった荷物を拾い集める。携帯を見つけたので連絡したい相手を怪我人に確認し、そちらに連絡。

→これは悪手だったかも。余計な心配を掛ける可能性もあるし、受け答えも上手く出来ていなかった。俺のダメ社会人ぶりが浮き彫りに。

  • 救急警察到着。事故発生時の状況確認が行われる。現場を目撃したはずの俺は何にも覚えていないことが発覚。

→ぼんやりしすぎ。むしろ俺が事故に遭いそうな勢い。


全て終わった後は足が震えてた。自分の小心者ぶりを再確認。
加えて医療関係がいかに凄い職業かを思い知らされた。


こういう事故に直面すると、作業のマニュアル化がいかに大事かが理解できる。
正しい手順を踏むことも大事なんだけど、何より「次にやることを知っている」事の安心感が大きい。
手順がわからないと人間簡単にテンパる。


帰りに飯屋による気力もなかったんでコンビニ寄ったけど、おにぎり取ろうとした時両手が血まみれなのに気付いてそそくさと退散しました。不審者レベルMAXすぎ。